インプラントのトラブルや失敗で来院された患者さんの声

インプラントのトラブルや失敗で来院された患者さんの方々の感想や、戴いたお手紙、メールなどをご紹介しています。

東京都杉並区在住 広田さん

前歯の差し歯の歯茎が腫れてしまい、近所の歯科医院を受診したところ、根が割れているので、抜歯しないといけないと言われ、簡単な説明で、抜歯した後はインプラントにしましょう、ということになりました。

抜歯して、そのままインプラントを埋め込み、インプラントが骨に固定されるまで3ヶ月待った後に、被せ物を入れたのですが、インプラントのネジの部分の一部が歯茎から出ているので、その部分を隠すために、入れ歯の歯茎のような赤いプラスチックが付いた差し歯になって しまいました。
それだけなら、まだ噛めると思って我慢出来たのですが、骨に固定されて、動かないはずのインプラントの被せ物が、揺れてしまって痛くて噛めないのです。担当の先生に尋ねても、このインプラントは、もって4年程度かな?などと、ちょっと困った顔ではぐらかされてしまいました。
さすがにこれはおかしいと思い、いろいろ探してセカンドオピニオンを求めて天野歯科医院を受診しました。
そこで、レントゲンとCTスキャンを撮ってみたところ、実はインプラントを埋め込んだ骨が大変薄く、インプラントの一部しか骨に埋め込まれていないことがわかりました。また、骨に固定されるために3ヶ月待ったにも関わらず、実はインプラントが全く骨に固定されていないこともわかりました。
天野先生の話では、通常、インプラントの処置前には、CTスキャンなどを撮って、骨の状態を確認してから、埋め込み手術を行なうのが普通で、いきなりインプラントの手術をすると失敗する可能性が高いということでした。
また、抜歯直後にインプラントの埋め込み手術をする方法もあるが、骨の状態が良い場合に限られる、とのことでした。
結局、両脇の歯がすでに差し歯だったので、天野歯科医院で、インプラントを抜いて、3本のブリッジをつくりました。綺麗で揺れもないブリッジが出来ましたので、とても満足していますが、これなら、最初からインプラントではなく、ブリッジにしていればと、今更ながら、後悔しています。

千葉県松戸市在住 小高さん

長い間、上顎の両側の奥歯が入れ歯だったのですが、あまり調子が良くなく、ある歯科医院で薦められて、思い切って、両側の奥歯をインプラントにしました。
治療も順調に終わり、結構噛めたので、これで入れ歯から解放されると喜んだのですが、数か月すると、インプラントの被せ物が揺れ始めて、取れてしまいました。
驚いて、その歯科医院に行くと、 すぐに付け治してくれたのですが、しばらくすると、また被せ物が揺れ始めてしまいました。
再度、インプラントを入れた歯科医院へ行くと、今度は噛み合わせを削ったり、被せ物の中を削ったりして、だいぶ時間を掛けて調整して、付け治してくれました。
ところが、それでも、しばらくすると被せ物が取れてしまったので、さすがに今度はどうしたものかと考えて、いろいろ調べて、天野歯科医院へ受診しました。
天野歯科の診断では、口の中を少しずつ治している間に、全体の噛み合せが低くなってしまい、その状態で、インプラントを行ったので、インプラントの部分に過度の力が掛かるような噛み合せになってしまっていて、インプラントの被せ物を付け直しても、すぐに取れてしまう構造になっている。 とのことでした。
そして、インプラントをすることになった奥歯が、抜歯になったのも、入れ歯の調子が悪かったのも、元々は、奥歯に噛み合せの過度な力が掛かっていたのが原因の可能性が高い。 とのことで、言われてみると思い当たることが多く、今まで奥歯の治療を色々行ってきたのに、うまくいかなかったわけが理解できました。
運のよく、骨に埋め込んだインプラントは、まだ使える状態だったので、インプラントの被せ物だけではなく、他の被せ物もすべてやり直して、噛み合せを全体的に高くすることにしました。
結果は、驚くほど噛み合せが良くなり、とても快適に食事も出来るようになりました。もちろん、いつも外れていたインプラントの被せ物もまったく揺れなくなり、それだけではなく、噛み合せが上がったのが原因なのか、いつも悩まされていた肩こりも良くなりました。

神奈川県川崎市在住 藤島さん

40歳代前半から歯が悪く、50歳を迎える頃には、もう上下の顎とも総入れ歯になっていました。上顎の入れ歯は、まあまあなのですが、下顎の入れ歯が歯茎の高さが無いとのことで何度作っても動いてしまい、しっくり来ませんでした。

そこでいろいろネットで調べると、オールオンフォーインプラントという方法が良いのではないかと思いつきました。とりあえず情報収集と思って、数件のオールオンフォーインプラントを行っている歯科医院へ電話で問い合わせしました。
ところが、金額を聞いて二の足を踏みました。私は100万円くらいかと思っていたのですが、どこの歯科医院もその数倍の金額が掛かると言われたのです。元々お金が無いわけではありませんでしたが、どうも歯に数百万も掛ける気になれなかったのです。
そんな中、安くてしかも安心安全とホームページに書いてある歯科医院を見つけました。早速電話で問い合わせをすると、インプラント1本10万円、上に入れる12本の歯が1本5万円で60万円、合計100万円ちょうどでオールオンフォーインプラントができると言うのです。これは良い所を見つけたと早速受診して診察を受けました。
担当の先生は、全体のレントゲンを1枚撮って、すぐにこれなら大丈夫ですと言ってくれました。費用は全額前払いとのことだったのですが、すでに治療するつもりで受診していたので、その場で同意書にサインをして手術の予約をしました。
手術当日は、緊張して行ったわりには、あっけないほど簡単に終わりました。
麻酔も普通の治療と変わりませんでしたし、なんでも歯茎を切らないでインプラントを入れる方法とかで、初回に診察を受けた治療椅子で行い、入れ歯の調整までして、1時間程度で終わってしまいました。手術も簡単で、しかも安く出来たとあって、私は大満足で100万円を支払い帰宅しました。
ところが、手術後の経過はあまり良いものではありませんでした。歯茎の腫れはなかなか治まらず、入れ歯もあいかわらず動いていて、しかもインプラントを入れたところは食事のたびに痛みました。
そして手術から2ヶ月後に、骨に固定したはずの4本のインプラントが4本ともゆれ始めてしまったのです。先生に相談すると、奥の2本は様子を見ましょう。前の2本はもう一度無料で入れなおします。とその日のうちに前の2本のインプラントを前より細い物に入れ替えてくれました。
しかし、インプラントの状態は良くはなりませんでした。
後から入れたインプラントの1本が2ヵ月後また揺れ始めてしまったのです。もちろん奥歯のインプラントの揺れは治まりません。
ここまで来て、ようやく私も何かおかしいと思い始め、インプラントの失敗でセカンドオピニオンを受け付けてくれるという天野歯科医院へ受診しました。
天野先生と話をしてみて、私は今までの治療が実は正しいオールオンフォーインプラントとはまったく違う治療法だったということがわかりました。
天野先生の話では、オールオンフォーインプラントは大変難しい治療で、事前の詳細なCTスキャンでの骨の状態の検査、全身状態の検査が必ず必要なこと。手術は完全に消毒された手術室で麻酔専門医による静脈沈静という眠くなる麻酔を併用して行うこと。仮歯は顎に合ったものを新しく作り、手術当日にインプラントにネジ止めするので、仮歯は一日目から動かないことなどを告げられました。
先方の歯科医院の先生にそのことを告げ、返金をお願いすると、そこのオールオンフォーインプラントの方法は、多くの患者さんがインプラントを出来るように金額を安くする方法として、独自に考えた方法で何の問題も無い。中断は患者からの理由の場合は、返金しないと同意書に書いてある。と言って取り合ってくれません。
私は悩みましたが、元々私自身が安い物に飛びついたわけで、結局100万円はあきらめることにしました。それに口の中の状況は日に日に悪くなっていて食事も満足に出来ないような状況でしたので、金額はもうどうでもよいからそちらを早く改善したかったという事情もありました。
それから程なく、紹介先の長年オールオンフォーインプラントを行っているのインプラント専門医で必要な検査をすべて行い、完全消毒滅菌された手術室でオールオンフォーインプラントの手術を再度受けました。
今、下顎に入れたオールオンフォーインプラントは、まったく自分の歯同様になっています。今回は、かなり回り道をしてしまいましたが、いろいろな意味で教訓にもなり、自分自身納得もして、今の歯の状態には満足しています
ただ、下の歯がまったく動かなくなったので、今度は逆に上顎の入れ歯が気になってしまい、数ヶ月後には、上顎もオールオンフォーインプラントにしようと思って、また天野先生に相談しているところです。

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