理想的な歯科治療の形  専門医によるチーム歯科治療
歯槽膿漏の歯科治療室ドクター

このページでは、アメリカで一般的に行われているグループプラクティス(専門医によるチーム歯科治療)という歯科治療の形をご紹介します。

*グループプラクティスの直訳はクループ診療所ですが、ここでは、専門医チームで一人の患者さんの歯科治療を行うことから、専門医によるチーム歯科治療と呼びます。

専門医によるチーム歯科治療をご存知ですか?
歯槽膿漏の歯科治療室 専門医絵

こんにちは。天野歯科医院 院長の天野聖志です。

私の留学したアメリカでは、以前から各科の専門医が集まって、それぞれの得意分野を生かしながら患者さんを協力して治療するグループプラクティス( 専門医によるチーム歯科治療)という治療形態が多くなっています。

この方法だと、それぞれの歯科医師が、不得意分野の治療をしなくてよくなり、自分の得意分野に集中出来ますので、 結果的に最高の状態の治療を患者さんに提供できます。

私の医院では、このグループプラクティス(専門医によるチーム歯科治療)という考え方を基本に、それぞれの担当医ドクターが、各科の専門医のドクターと協力して、質の高い歯科治療を患者さんに提供することを目標にしています。

アメリカの歯科医療

私は、日本の歯科大学を卒業後、5年間アメリカに留学し、アメリカの歯科大学 で、差し歯、被せ物、インプラントの被せ物、入れ歯などを専門に扱う補綴(ほてつ)科 の大学院で補綴臨床を学び、臨床研究をしました。

歯槽膿漏の歯科治療室 アメリカ専門医

アメリカ留学中は、大学での治療や研究で忙しい日々を過ごしましたが、その傍ら、多くのアメリカの一般開業医や専門医のドクターの診療所を見学する貴重な機会も得ました。

その中でも、とりわけ私が注目したのは、補綴科、外科、歯周病科、根管治療専門科(歯の根の治療)、矯正科などの各科の専門医のドクターが、同じ建物や近くの地域に別々の診療所を構えて、一人の患者さんを専門分野に応じて協力しあって治療 をするグループプラクティスというシステムでした。

日本とアメリカの専門医教育の違い

アメリカの歯科大学大学院の専門医教育は、日本の歯科大学大学院の教育とは、少し内容が違います。

日本の歯科大学では、例えば補綴科の大学院では、研究や勉強は補綴科の内容を中心に行いますが、大学での日々の診療は、被せ物などの補綴処置はもちろんですが、詰め物を入れたり、根の治療を行ったり、抜歯をしたり、と一般の開業医の治療とさして変わりありません

そして、大学院を卒業して開業すると、補綴処置(差し歯、被せ物、入れ歯など)はもとより、詰め物、根の治療、歯茎の処置、抜歯など、ほぼすべての治療を 一人で行う歯科医師がほとんどです。

アメリカの専門医教育

ところがアメリカでは、大学院で補綴科を卒業すると、ほぼ全員が補綴の専門医(プロソドンティスト)として開業するか、グループプラクティスの一員になります。

歯槽膿漏の歯科治療室 根管治療専門医

そして、例えば差し歯の処置の過程で、 根の治療が必要な場合には、グループプラクティスの根管治療専門医(エンドドンティスト)の診療所に依頼して、顕微鏡でしっかりした根管治療をしてもらい、 歯周病の処置が必要であれば、歯周病専門医(ペリオドンティスト)に依頼するという方法で、一人の患者さんを最高の状態で治療していきます。

アメリカの大学院でも、グループプラクティスとほぼ同じシステムでしたので、私は大学で5年間補綴処置のみを行って、他の必要な処置は、他科の大学院生に依頼していました。

日本の歯科医療の現状

ご存知のように、日本では、ほとんどの歯科医師は自分一人で、一人の患者さんの治療を行います。この形態は、患者さんを歯科医師がより深く知ることが出来、患者さんも安心感があるという点では、優れています。

しかし、歯科医師も人間です。歯科治療の経験が長くあっても、やはり個人個人で得意な治療と苦手な治療が存在します。

でも、一般的な日本の歯科医療の現状では、よほど難しい抜歯や、どうしても治らない原因不明の症状など以外は、すべての治療を一人で行う 歯科医師がほとんどです。

もちろん、 その歯科医師の得意な分野の治療は、問題ないのですが、苦手な治療は、どうしても治療レベルが落ちてしまうことがあります。

ですから、一度治療した歯が、また状態がおかしくなったり、何度治療しても良くならないというのは、もしかすると、その歯科医師の不得意分野の治療なのかもしれません。

アメリカと日本における歯科治療の質の差

私は日本に帰国した1993年当時から、アメリカの歯科医療の質と日本の歯科医療の質とに大きなギャップを感じていました

特に、根の治療に至っては、全般的に日本の治療の質のレベルがとても低く、多くの患者さんが、根の治療が原因で歯を失っていました。

ですから、そんな状態を見て、なんとか日本でも アメリカのようなチーム歯科治療は出来ないものかと、帰国後、いろいろ試行錯誤していたのです。

天野歯科医院の現状

現在、私の歯科医院では、根管治療専門医、歯周病専門医、矯正専門医、口腔外科専門医、インプラント専門医の各科の専門医との協力関係ができ、 念願だった補綴専門医の私を中心とした、専門医によるチーム歯科治療が出来るようになりました。

歯槽膿漏の歯科治療室 歯周病専門医 歯槽膿漏の歯科治療室 補綴専門医 歯槽膿漏の歯科治療室 矯正専門医

現在、私の歯科医院では、このグループプラクティス(専門医によるチーム歯科治療)という考え方を基本に、それぞれの担当医ドクターが、各科の専門医のドクターと協力して、質の高い歯科治療を患者さんに提供することを目標にしています。

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