夏場に患者が多くなる? 放置すると危険な“歯周病”の原因と予防法
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テレビ朝日「ワイド!スクランブル」 2013年8月28日放送

『歯周病が夏場に多くなる、と言われる理由』

歯周病の予防法1

歯茎が炎症を起こす「歯肉炎」から、歯を支えている骨が溶けてしまう「歯周炎」まで、様々な症状をもたらす深刻な病気「歯周病」。そんな歯周病が「夏場に多く発生する」という説があるそうです。番組ではその理由を、20年以上にわたって1万人近い歯周病患者と接してきた「天野歯科医院」の天野聖志(きよし)院長に伺いました。

天野院長によれば「歯周病を引き起こす菌というのはほぼ全ての人が保有している」そうなんです。夏場に発生することが多いと言われるのは「夏バテに伴う免疫力の低下で、歯周病菌への抵抗力が落ちる」「疲れや寝不足などによるストレスで、洗浄能力があって菌を中和させる力を持つ唾液が減少する」等々の理由からだということです。

天野院長は「30代以上の方は歯周病発症の危険をはらんでおり、55歳以上ともなれば4割以上が罹患(りかん)している」とも語りますが、それは「加齢によって唾液の分泌量が減るから」なのだそうです。

「歯茎から時おり出血したり、痛んだりする」のが歯肉炎の特徴で、他に口臭が発生したりもするそうです。一方の歯周炎には「歯茎から常に出血する、腫れる、膿が出る、歯がグラつく、噛むと痛みが走る」等々の症状があるといいます。意外ですが、糖尿病の患者の場合は歯周病が症状を悪化させることがあるのだといいます。

天野院長が教えてくださった「歯周病を引き起こす要因」は、以下の6つでした。

(1)親からの経口感染

…歯周病患者の親が、幼児に食べ物の口移しなどをすることで感染する。

(2)喫煙の習慣

…喫煙すると、血流や唾液の分泌が悪くなり、口内が乾燥しやすくなる。毛細血管が詰まることで歯茎から出血しにくくなり、発覚が遅れるケースも多い。

(3)ドライマウス

ストレスが原因で唾液の分泌が悪くなり、口内が乾燥しやすくなる。

(4)歯並びの悪さ

個々の歯に無理な力がかかるせいで、歯を支える骨に影響が出る。

(5)上下の歯のかみ合わせの悪さ

鼻呼吸ではなく口呼吸になってしまうことで口内が乾燥しやすくなる。

(6)寝不足

やはりストレスが原因で唾液の分泌が悪くなり、口内が乾燥しやすくなる。


『歯周病にならないために出来ること』

歯周病の予防法2

歯周病にならないためにはどんなことをすればいいのでしょうか? それについても天野院長は教えてくださいました。

(1)就寝前の水分補給と就寝時のマスク着用

…唾液の分泌量が落ちる夜間の口内乾燥対策として有効。

(2)ココアや赤ワインなどポリフェノールの多い飲み物を飲む

…ポリフェノールが歯周病の細菌である「ジンジバリス菌」を減らす。ただし糖分には要注意。血糖値が上がると歯周病菌も活発化する。

(3)正しい歯磨きをする(歯間ブラシや糸ようじの併用も効果的)

…理想は「3食後」だが、朝食後と夕食後の「1日2回」でも可。夜間は唾液の分泌量が落ちるので、夜の歯磨きを特に大切にする。歯の根元部分に45度の角度でブラシを軽めに当てれば歯茎のマッサージにもなるが、すでに「歯周炎」まで進行してしまっている場合、磨きすぎると知覚過敏になって逆効果。

歯周病の症状のひとつとされる「口臭」ですが、その原因には他に「舌苔(ぜったい)」というものもあるそうです。それは、食べ物のカスや細菌などが舌の上にたまって白くなったもの。これを解消する方法としては「水分補給」「舌苔専用ブラシによる除去」「唾液腺(だえきせん)マッサージ」などがあるそうです。唾液の分泌を促すという唾液腺マッサージは、耳の下の「耳下腺(じかせん)」、あごの下の「顎下腺(がっかせん)」、舌の下の「舌下腺(ぜっかせん)」という3か所を手でマッサージして刺激を与えるものだといいます。   (テレビ朝日HPより転載)

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