天野歯科医院 患者さん日記 Since2011年
2020年6月30日(3,300 日目)

51歳女性

先日、上の前歯の歯茎が腫れたため、家の近所の歯科医院へ受診しました。

そしてレントゲンを撮って診てもらったところ、歯の根の先が化膿して、膿が溜まっている事がわかりました。

その歯は何年か前に、前歯の歯並びを治そうと思って、少し遠いけれども金額が安い審美歯科医院を見つけて、差し歯で歯並びを治した歯でした。

診てくれた先生の話では、差し歯をした時に神経を抜いているけれども、その時の神経の治療がうまくいっていなかったようで、根の内部が化膿して根の先から膿が出ているとの事でした。

また、膿で骨の溶けている範囲が広いので、抜歯した方が良いとも言われました。

でも、前歯を2本抜歯するのは、かなりショックです。

しかも、抜歯した後は、骨の溶けが大きいのでインプラントをするのは難しいらしく、両隣の歯を含めて糸切り歯までの健康な4本の歯を削って、抜いた2本の歯を合わせて6本のブリッジを作るしか方法がないらしいのです。

そのため、なんとかして抜歯しないで治療する方法はないものかと、セカンドオピニオンの目的で来院されました。

お口の中とレントゲンを拝見すると、上の前歯2本は差し歯になっていましたが、やはりレントゲン上では根の先に膿が溜まっている状態が認められました。

そこで、CTスキャンで立体的に精密検査を行ってみたところ、根の再治療を確実に行えば、膿で溶けた部分の骨を回復できる可能性がある事がわかりました。

そのため、根の治療を顕微鏡で行う根管治療専門医で根の再治療を行い、抜歯しない事にしました。



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