天野歯科医院 患者さん日記 Since2011年
2020年10月17日(3,409 日目)

78歳男性

右下の奥歯に3本のブリッジが入っているのですが、先日そのブリッジの土台になっている奥の歯の歯茎が腫れてしまったため、家の近所のかかりつけの歯科医院へ受診しました。

そしてレントゲンを撮って診てもらったところ、その歯が歯槽膿漏になっていて、歯を支える歯槽骨がほとんど無くなってしまっている事がわかりました。

先生からは、歯茎の腫れについては、抗生物質などの薬である程度抑える事はできるけれども、歯槽膿漏が治るわけではないし、奥歯をそのまま残しておくと、ブリッジの手前の歯や、ブリッジよりも奥にある一番奥の歯にも影響して、いずれは歯槽膿漏になってしまうので、ブリッジを外して抜歯した方が良いと言われました。

確かに先生の話は、自分でレントゲンを見ても納得が行くもので、手前の歯まで失うわけにはいかないと思ったので、ブリッジを外して奥歯を抜歯してもらう事になったのです。

ただ、先生から抜歯後の治療についても話があり、またブリッジを作るなら2本の歯が無い部分を補う必要があるので、一番奥の歯と手前の歯1本の計2本を新たに削って5本のブリッジになると言われました。

でも、まったく虫歯でも歯槽膿漏でもない歯を、ブリッジにするためにほとんど削って被せ物にしてしまうのは、あまり気が進みません。

しかし、インプラントは年齢が高いので手術に不安があり、入れ歯はしっかり噛めそうもないので、どちらもやりたくありません。

そこで、健康な歯を削らず、外科手術もしない治療はないものかと思い、セカンドオピニオンの目的で来院されました。

お口の中とレントゲンを拝見すると、右下のブリッジはすでに外されていて、ブリッジの土台になっていた奥から2番目の歯も抜歯されていました。

また、この状態で再度ブリッジを作る場合には、力学的な観点から3本の土台が必要なため、2本新たに歯を削って5本のブリッジになるのは間違いありませんでした。

しかし、患者さんは虫歯も歯槽膿漏もない健康な歯を、ブリッジを作るためにほとんど全て削ってしまうのは気が進まないとの事で、インプラントも入れ歯も同様にやりたくないとの事でした。

そこで、歯を削らない取り外せるブリッジ、3DRブリッジを作ることにしました。



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