新型コロナウイルスに対するペリオトリートの有効性についての詳細説明
新型肺炎コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸電解水画像
新型コロナウイルスに対するペリオトリートの有効性についての化学的説明
新型肺炎コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸電解水ウイルス

新型コロナウイルスの殺菌消毒には、次亜塩素酸ナトリウムが有効と、厚生労働省が発表しているのはご存じの方が多いと思います。

そこで、このページでは、次亜塩素酸ナトリウムと同類にあたる、次亜塩素酸水ペリオトリートの新型コロナウイルスに対する有効性について、殺菌力の基になっている次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンの存在比率など、化学的な事項について説明いたします。

なお、詳細な説明を行う必要から、用語・化学式・濃度数値・計算式等、やや難解な部分があります旨をご了承ください。

新型コロナウイルスの殺菌消毒に対する厚生労働省の発表資料
新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸電解水厚生労働省マーク

新型コロナウイルスの殺菌消毒対策については、厚生労働省が、医療機関・検査機関向けに発表している【新型コロナウイルスに関するQ&A】の【問7】の回答に、下記のような文章が掲載されています。

『手などの皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。』

厚生労働省新型コロナウイルス情報 新型コロナウイルス殺菌消毒厚生労働省情報

まずここでは、文中の、新型コロナウイルスには、次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効という事実を確認しておいてください。

次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の厚生労働省の比較資料
新型肺炎コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水

次に、次亜塩素酸ナトリウムと同類の、次亜塩素酸水ペリオトリートが、新型コロナウイルスに有効な可能性が高い根拠として、厚生労働省が発表している【次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料】という資料があります。

この資料の2ページ目の図2の右側には、下記のような記載があります。

『次亜塩素酸(HOCl)の殺菌力は次亜塩素酸イオン(OCl⁻)より約80倍高いといわれている。』

『したがって、次亜塩素酸水は、次亜塩素酸の存在比率が高いため、次亜塩素酸ナトリウムよりも高い殺菌活性を示す。』

厚生労働省次亜塩素酸水資料 新型コロナウイルス殺菌消毒次亜塩素酸水効果厚生労働省

つまり、これらの記載から判断すると。。。

『次亜塩素酸水ペリオトリートは、新型コロナウイルスに対する殺菌消毒に有効な可能性が高い』と結論付けられます。

次亜塩素酸?次亜塩素酸イオン?って一体なに?
新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水解説

ところで、上記の記載には、[次亜塩素酸]・[HOCl]・[次亜塩素酸イオン]・[OCl⁻]・[次亜塩素酸水]・[次亜塩素酸ナトリウム]・[存在比率]・[殺菌活性] 等々、短い文中に、同じような言葉、化学式、見慣れない用語などが沢山並んでいる、と感じた方も多いと思います。

そこでここからは、文中に出てきた用語を順を追って、理解して行きましょう。

次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンについての基礎知識

まず最初は、『次亜塩素酸(HOCl)の殺菌力は次亜塩素酸イオン(OCl⁻)より約80倍高いといわれている。』

の文中に出てくる[次亜塩素酸][次亜塩素酸イオン]という用語についてです。

次亜塩素酸の化学式は=HOCl(エイチオーシーエル)、またはHCLO(エイチシーエルオー)

次亜塩素酸イオンの化学式は=OCl⁻(オーシーエルマイナス)です。

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水化学式

次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl⁻)は、純度99%の食塩(NaCl)と純水または精製水を、電気分解する事により生成されるもので、食品衛生法で作り方が指導されています。

また、次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl⁻)が生成される割合は、生成する時の水素イオン(H⁺)濃度(pH)と温度で決まります。

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水白血球

次亜塩素酸は、人体で免疫細胞として働く白血球が、殺菌する過程で産生するもので、白血球の細胞成分と同じ生体免疫由来の殺菌成分です

したがって次亜塩素酸は、人体への影響がほとんどなく、安全で、なおかつ耐性菌を作らないという特徴があります。

また、次亜塩素酸イオンにも殺菌作用がありますが、特にタンパク質など、有機物の分解洗浄作用が高いのが特徴です。

*注1:電解水には、アルカリ性電解水と、pH6.5以下の酸性電解水があり、それぞれ作り方が違いますが、ペリオトリートがアルカリ性のため、アルカリ性電解水を基本に説明します。

*注2:市販されている次亜塩素酸水は、その多くがpH6.5~pH5前後の酸性電解水です。

次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンの比率が殺菌力の決め手
新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水殺菌力

次に、『したがって、次亜塩素酸水は、次亜塩素酸の存在比率が高いため、次亜塩素酸ナトリウムよりも高い殺菌活性を示す。』

の文中に出てくる、[次亜塩素酸水]・[次亜塩素酸ナトリウム]・[次亜塩素酸の存在比率]・[殺菌活性]の用語について理解していきましょう。

ところで、なぜ『次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムに関する資料』なのに、次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンについての内容が先で、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの内容が後になるのでしょうか?

実は、次亜塩素酸水、そして次亜塩素酸ナトリウムの殺菌力の違いは、それぞれの溶液の中に、次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl-)がどれくらいの比率で含まれているかの違いなのです。

つまり、それが次亜塩素酸の存在比率、言い換えれば、次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl-)の含まれている割合というわけで、次亜塩素酸(HOCl)の割合が高い方が、殺菌活性が高い、すなわち殺菌力が高いのです。

次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンの比率を左右するもの

次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の比率を左右するのは、前記したとおり、生成する時の水素イオン濃度(pH)です。

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水図1

上の図は、次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の存在比率とpHの関係を示したものです。

次亜塩素酸(HOCl)の存在比率は、酸性になると高くなり、アルカリ性になると低くなるのがわかります。

ちなみに、一般的な次亜塩素酸ナトリウムはpH12以上ですので、次亜塩素酸(HOCl)の存在比率は0%ですが、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の存在比率は100%です。

次亜塩素酸水ペリオトリートの次亜塩素酸(HOCl)の存在比率
新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水比率

ここまでで、[次亜塩素酸(HOCl)]・[次亜塩素酸イオン(OCl⁻)]・[次亜塩素酸水]・[次亜塩素酸ナトリウム]のそれぞれの関係が、なんとなく理解できたと思います。

それでは、次亜塩素酸水ペリオトリートの次亜塩素酸(HOCl)の存在比率は、どのくらいなのでしょう?

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水図2

この図は、次亜塩素酸水ペリオトリートの、次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の存在比率と、pHの関係を示したものです。

ペリオトリートはpH9ですので、使用前の段階では、次亜塩素酸(HOCl)の存在比率が低く、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の存在比率が高い状態です。

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水うがい

ところが、お口の中でうがいをすると、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)が歯垢などのタンパク質を分解するため、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の存在比率が下がると共に、pHも9から7近くまで下がるため、それに伴って、次亜塩素酸(HOCl)の存在比率が上がります。

つまり、このpHの変化と、次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の存在比率の変化によって、ペリオトリートは20秒のうがいをしている間に、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)によって、タンパク汚れである歯垢を分解洗浄し、その後、次亜塩素酸(HOCl)によって、歯周病菌と虫歯菌を除菌する事ができるわけです。

新型コロナウイルスに対するペリオトリートの有効性が高い可能性の解説
新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水プラス

ペリオトリートプラスの濃度は500ppmですが、存在比率の理論値は、次亜塩素酸(HOCl)12.5ppm、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)487.5ppmとなります。

ここで思い出していただきたいのが、厚生労働省が発表している【新型コロナウイルスに関するQ&A】の【問7】にある、『新型コロナウイルスには、次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効』という記載です。

また、ここでは、0.1%次亜塩素酸ナトリウム = 1,000ppm次亜塩素酸ナトリウム、という事も知っておいてください。

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水厚生労働省資料

そしてもう一つ思い出していただきたいのが、やはり厚生労働省が発表している『次亜塩素酸(HOCl)の殺菌力は次亜塩素酸イオン(OCl-)より約80倍高いといわれている。』という記載です。

次亜塩素酸ナトリウムの次亜塩素酸イオン(OCl⁻)の存在比率は100%ですから、下記の計算式が成り立ちます。

次亜塩素酸(HOCl)12.5ppm × 80倍 = 次亜塩素酸イオン(OCl⁻)1,000ppm (= 0.1%次亜塩素酸ナトリウム)

つまりこの計算式の結果から判断すると、ペリオトリートプラスは、新型コロナウイルスに対して、次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)と同等の殺菌消毒効果があると結論付けられます。

さらに ペリオトリートプラス500ppm中の次亜塩素酸イオン(OCl⁻)は487.5ppmですので、

次亜塩素酸イオン(OCl-)1,000ppm + 次亜塩素酸イオン(OCl⁻)487.5ppm = 次亜塩素酸イオン(OCl-)1,487.5ppm (= 次亜塩素酸ナトリウム1,487.5ppm)

となり、ペリオトリートプラスは、次亜塩素酸ナトリウム0.1%(1,000ppm)よりも殺菌力が高い事になります。

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水通常濃度

ところで、通常濃度のペリオトリート(300ppm)について同じ計算をしてみると、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)892.5ppmとなり、わずかに1,000ppmに届きません。

しかし、うがいはもちろん、手などの皮膚の消毒に使用した場合には、口の中のタンパク汚れである歯垢や手指の汚れなどの有機物に、次亜塩素酸イオン(OCl⁻)が反応するため、pHが9から7近くまで下がり、次亜塩素酸(HOCl)の存在比率が上がります。

新型コロナウイルス殺菌消毒ペリオトリート次亜塩素酸水手指消毒

ですので、ページの冒頭に参照していただいた、厚生労働省が発表している『手などの皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。』

という記載から判断した場合、通常濃度のペリオトリートでも、70%の消毒用アルコールと同等な殺菌消毒効果が得られる可能性が高いと、結論付けられます。

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