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女性は、妊娠すると、ホルモンバランスの関係で、歯や歯茎の調子が悪くなる場合があります。 専門用語では、これを妊娠性歯肉炎と言います。 妊娠性歯肉炎は、歯茎の腫れと歯茎からの出血が主な症状ですが、妊娠時(妊婦)の歯周病を、ただ歯茎が腫れて出血するだけで、出産するまでの我慢と思ってはいけません。 というのも、妊娠時(妊婦)の歯周病は、早産や未熟児の原因にもなりえるからなのです。 ところが、妊娠性歯肉炎の治療をしようと思っても、今までは、妊娠時(妊婦)には、レントゲンや麻酔、薬など様々な治療の制約があり、歯周病の治療といっても、歯科医院でのお掃除や、歯磨きを頑張る程度しか出来ませんでした。 しかし、次亜塩素酸電解除菌水は、体への影響がほとんど無い状態で、お口の中の虫歯菌や歯周病菌、そして歯垢を毎日20秒間うがいすることにより、ほぼ分解助勤洗浄する効果があり、妊娠時(妊婦)の歯周病治療への応用が、注目されています。 前記したように、妊娠時(妊婦)の歯周病は、胎児にも悪い影響があります。 でも、母親の歯周病と胎児には、どんな相関関係があるのでしょうか?
少し難しい話になりますが、歯周病菌の一つであるポルフィロモナス.ジンジバリスという歯周病菌の持つ毒素が子宮内に移行して、免疫細胞が過剰反応を起こすと、その中のプロスタグランジンE2というホルモンが胎児の方に流入し、それが陣痛促進剤の役目を果たして早産や未熟児の原因を作ってしまうということが、近年、大学の研究で確認されたのです。 つまり簡単に言うと、歯周病が早産や未熟児の原因にもなりえるということです。 しかし、妊娠時(妊婦)は、胎児の奇形性の危険性があるため、この歯周病菌を抑える抗生物質の服用が出来ませんでした。 では、もう少し詳しく、妊娠性歯肉炎の起きるメカニズムを見てみましょう。
これも少し難しい話になりますが、妊娠時には、胎盤でエストロゲンという女性ホルモンが多量に分泌されます。そのエストロゲンが歯と歯茎の境目の毛細血管から移行してくると、その女性ホルモンを大好物としているプレボテラ.インターメディアという歯周病菌が爆発的に増えます。 そして、その菌が増えたことによって、妊娠時に歯茎が腫れ、出血する妊娠性歯肉炎が起こるのです。 次亜塩素酸電解除菌水は、 口の中の虫歯菌や歯槽膿漏、歯周病菌、歯垢(プラーク)を、毎日20秒間うがいすることにより、ほぼ除菌分解洗浄することが出来る口腔洗口液です。 強い除菌力に反して、体への影響はほとんどなく、歯槽膿漏、歯周病治療の全く新しい治療法として、今注目されています。 また、次亜塩素酸電解除菌水とプラズマレーザーを使用して歯科医院で行う次亜塩素酸電解除菌水歯周病治療は、治療回数が少ない、歯茎を切らない、歯周病菌を完全に殺菌するなど、従来までの歯周病治療に比べて、 様々な点で優れた特徴があります。 治療回数が少ない事で、何度も来院することが出来ない妊娠時(妊婦)の治療として、適しているだけでなく、麻酔をほとんど使わないで出来る事や歯茎を切らない点でも、妊娠時(妊婦)の歯周病治療として、適しています。 次亜塩素酸電解除菌水とプラズマレーザーを使った妊娠時(妊婦)の歯周病治療は、 口の中の虫歯菌や歯槽膿漏、歯周病菌を、高濃度の次亜塩素酸電解除菌水とプラズマレーザーでほぼ完全に殺菌分解洗浄することを基本に行います。 ●次亜塩素酸電解除菌水の妊娠性歯肉炎治療 歯科医院で行う妊娠性歯肉炎の次亜塩素酸電解除菌水歯周病治療では、お口の中の歯周病菌を高濃度の次亜塩素酸電解除菌水とプラズマレーザーを使用して、完全に殺菌するので、殆どの方が1~2回の通院で治療が終わります。 また、この時、麻酔はほとんど使用しません。 治療前顕微鏡画像(動画)
↓ 次亜塩素酸電解除菌水による治療後(動画) 注:次亜塩素酸電解水は、数々の歯科大学、関係機関での研究や臨床結果から、人体への影響は最小限との結果が発表されています。また現在までのところ、妊娠時での使用で母体や胎児への影響の報告は まったくありませんが、最終的には自己責任においてご使用ください。詳細はこちらの妊娠時使用注意事項をご覧ください。 |
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