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『MI治療』の ”MI” とは、ミニマムインターベンション(Minimum Intervention)の略で、直訳すると『最小限の干渉』という意味です。
多くの方は、虫歯で歯を削って詰め物をした経験があると思いますが、一度治した詰め物から虫歯が再発して、また再治療になったことはないでしょうか?
従来までは、虫歯は早期発見、早期治療が基本で、小さな初期の虫歯を見つけると削って銀やプラスチックの詰め物をする治療が行われていました。
ところが、そのような治療を行った結果、多くの方が虫歯が無い健康な歯を維持できたかと言うと、必ずしもそうではありません。
むしろ、虫歯を削って詰め物をしたことによって、歯の寿命を短くしてしまった方も少なくないのです。
上の図は、歯を削ったことによって、歯を失ってしまうパターンの代表例です。 では、その歯を失うパターンを詳しく見ていきましょう。 従来までの虫歯治療は早期発見、早期治療が基本でしたので、小さくても虫歯を見つけたら、とにかく削って詰める治療を行っていました。
●6歳
●6歳~
●16歳~18歳前後
●25歳前後
●35歳前後
●45歳~50歳前後
このように歯を削ると、歯の寿命が短くなる傾向があることから、痛みが強い場合や削らないと治せない大きな虫歯を除き、最近は出来るだけ歯を削らずに虫歯を治す方向に歯科治療技術は進んでいます。
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