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歯を削らないブリッジ ファイバー固定ブリッジ
歯を削らないブリッジ ファイバー固定ブリッジについて
![]() 歯を削らないブリッジ、ファイバー固定ブリッジは、特種なファイバーテープを使用して、抜けた部分に人工の歯を作る全く新しいブリッジ治療です。 ![]() 歯を削らない取り外し式のブリッジ、ウェルデンツと違って、ファイバー固定ブリッジは固定式ですので、ウェルデンツよりも使い勝手が良いのが特徴です。 また、固定式のヒューマンブリッジは、ほんの少し歯を削りますが、ファイバー固定ブリッジは、両隣の歯に詰め物や被せ物が入っていない天然歯の状態なら、 歯を全く削らないで製作が可能です。 歯を削らないブリッジ ファイバー固定ブリッジの特徴
![]() 歯を削らないブリッジ、ファイバー固定ブリッジは、特種なファイバーテープが付いた人工の歯を、両隣の歯にファイバーテープの部分を接着固定する治療です。 ファイバーテープの形が自由になるため、両隣の歯に詰め物や被せ物が入っていない天然歯の状態なら、 ほとんどの症例で歯を全く削らないで、固定式のブリッジを作ることができます。 歯を削らないファイバー固定ブリッジと通常のブリッジの比較
![]() ファイバー固定ブリッジは通常のブリッジと比較してみても、様々な優れた特徴があります。 ●ファイバー固定ブリッジは歯を削らない ![]() 言うまでもありませんが、ブリッジは歯が無い部分の両隣の歯を大きく削って、繋がった被せ物により作られていますので、場合によっては健康な歯を削ることも多々あります。
しかしファイバー固定ブリッジは、特殊なファイバーテープを使って人工の歯を両隣の歯に接着固定するタイプですので、両隣の歯に詰め物や被せ物が入っていない天然歯の状態なら、 歯を全く削ることなく製作が可能です。 ●ファイバー固定ブリッジは治療が早い 従来のブリッジは、削った歯に仮歯を入れたり、歯の神経を抜いた場合には、神経治療に通わなけれがならないなど、治療期間が数ヶ月に及ぶこともありました。 ファイバー固定ブリッジは、多くの症例の場合、歯を削らないで、そのまま型取りをするだけですので、治療期間が1~2週間、通院回数も2~3回で終わる事が一般的です。 ●ファイバー固定ブリッジは歯が抜けた時の第四の選択肢になる 今まで歯を抜いた後の選択肢は大きく分けて、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類でした。 しかし、入れ歯は違和感が大きい、ブリッジは歯を削らなければならない、インプラントはなんとなく怖いなど、それぞれ欠点がありました。 ファイバー固定ブリッジは、上記の不安や問題点が解消できるため、歯を抜いた後の第四の選択肢になりえます。 ただしファイバー固定ブリッジには通常のブリッジに比べて欠点もあります。 ●ファイバー固定ブリッジは奥歯(大臼歯)には使えません。 ファイバー固定ブリッジは、ファイバーテープを歯に接着固定する形ですので、噛み合わせの力が大きく掛かる大臼歯の場合、テープが外れてしまう可能性が高いため、一番奥とその前の大臼歯2本には使えません。 ●ファイバー固定ブリッジは、ファイバーテープ部分の歯が盛り上がります。 ファイバー固定ブリッジは、ファイバーテープを歯に接着固定する形ですので、両隣の歯の側面や裏側が、ファイバーテープを接着することにより、少し盛り上がります。 ただ、前歯については、裏側からしかテープを接着しませんので、前からは接着部分は見えません。 注: その他、ファイバー固定ブリッジには適応症がありますので、お口の状態や歯の状態によっては適応でない場合もあります。 歯を削らないブリッジ治療体験アプリ【歯を守り隊】(無料)
歯を削らないブリッジ治療は、ドクター天野が、歯を削りたくない、神経を抜きたくない患者さんのために制作したスマホとタブレット端末用の最新治療体験アプリ【歯を守り隊】で、無料で体験可能です。 【歯を守り隊】では、歯を削らないブリッジ治療以外にも、歯の寿命を延ばす様々な最新治療を、思わず手で触れたくなるような浮き上がる動画(AR動画)で体験できます。 歯を削らない取り外し式ブリッジ ウェルデンツ
ウェルデンツは近年開発されたポリプロピレンを主成分とする全く新しい歯科材料を使った治療です。 一般的なブリッジは歯が無い部分の両隣の歯を大きく削って、繋がった被せ物により作られていますので、場合によっては健康な歯を削ることも多々ありました。 しかしウェルデンツは入れ歯のようにバネで固定するタイプですので、両隣の歯をほとんど削ることなく製作が可能です。 歯を削らない固定式ブリッジ ヒューマンブリッジ
ヒューマンブリッジは数年前に開発された新しいブリッジの治療法です。 ファイバー固定ブリッジやウェルデンツに比べると、ヒューマンブリッジは、歯の表面をわずかに削って浅い溝やくぼみを作る必要がありますが、奥歯でも取り外さない固定式のブリッジを作ることが可能です。 歯にとって一番大切なエナメル質を残してブリッジを作ることが可能なため、歯へのダメージが少なく、将来的にブリッジの下が虫歯になるリスクも低くできます。 また、ブリッジは歯を削るので避けたいけれど、骨の量や全身疾患、手術が怖い、期間が掛かるなどの理由でインプラントが出来ない方、入れ歯の見栄えや噛み心地に満足できない方などにも応用可能です。
歯を削らない取り外せるブリッジ 3DRブリッジ
歯を削らない取り外せるブリッジ、3DRブリッジは、一般的なブリッジのように周りの歯を削ったり、インプラントのように顎の骨を削ることなく、しっかりとした噛みごたえを実現できる最新式のブリッジです。 また、従来までの一般的な入れ歯と違い、人口の歯茎がないため、違和感もかなり少なくなり、口の中では周りの歯にしっかり固定されますので、食事中に動く事がなく、しっかりとした噛みごたえを実現できます。
ブリッジの代わりになる入れ歯 シームレスデンチャー
![]() シームレスデンチャーは、歯茎に接する金属を機能的な特殊形状にすることによって、入れ歯の違和感を出来る限り少なくした全く新しい入れ歯です。 シームレスデンチャーのシームレスとは、ご存じの方も多いと思いますが、英語で『繋ぎ目が無い』という意味です。 ![]() シームレスデンチャーは、患者さん一人一人が持つ固有の歯や歯茎の形状に合わせて、金属を機能的な形状にすることにより、入れ歯と歯茎の繋ぎ目を出来る限り感じないようにして、違和感を最小限にしています。 ![]() また、ウェルデンツやファイバー固定ブリッジ、ヒューマンブリッジ等が適応症でない症例の場合も、シームレスデンチャーで適応になる場合があり、さらに、見える部分のバネが透明なので、審美性の面でも優れています。 歯を削らないファイバー固定ブリッジの治療例(41歳男性)
![]() 前歯が割れてしまい、抜歯になってしまった方です。 他の歯科医院では、抜歯した部分の骨の量が少ないので、インプラントは出来ないと言われ、両隣の歯を削ってブリッジを入れる以外に治療法がないと言われていたそうです。 しかし、両隣の歯は虫歯になっていない健康な歯だったため、歯を削らないでブリッジが出来ないものかと来院されました。 そこで、歯を削らないファイバー固定ブリッジを作ることにしました。 診査の結果、 歯を支えている歯槽骨が全体的に溶けて(吸収して)しまっていたのですが、まだ、抜歯するほどではなかったので、全体的に治療することにしました。 ![]() 両隣の歯に特種なファイバーテープを固定して、歯を全く削らずにファイバー固定ブリッジを作った写真です。 歯を全く削らずに固定式のブリッジができたので、とても喜んでいただきました。 また、治療回数も2回で済みました。 |
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