天野歯科医院 患者さん日記 Since2011年
2020年11月14日(3,437 日目)

50歳男性

40代の終わりごろから歯茎が腫れたり出血するようになったため、土日にやっている家の近所の歯科医院へ受診しました。

そしてレントゲンを撮って診てもらったところ、歯周病になっている事がわかりました。

診てくれた先生の話では、歯周病は歯磨きなどの日々の清掃が最も大切との事で、そのために定期的に受診して、歯磨きの指導とクリーニングを繰り返す治療を行う事になりました。

そして、最初は2週間に1回程度、そしてその後は1ヶ月に1回程度の頻度で通院し、歯科衛生士さんが歯磨きでの磨き残しを染め出して、歯磨きの磨き方の指導を受け、クリーニングをしてもらう治療を続けました。

しかし、その治療に1年近く通ったのですが、今だに歯茎が腫れたり出血をする事があるのです。

また、腫れた時に受診すると、ヨウチンのような茶色の薬を歯茎に塗るだけで、もっと歯磨きを頑張りましょうと言われるだけです。

そこで、先生にいつになったら歯周病が治るのかと尋ねてみたところ、歯周病は治らない病気なので、歯磨きでずっと症状を抑えるだけですと言われてしまったのです。

でも、それでは貴重な休みの日の土日を潰して、1年以上通院したのは意味があったのかと思い、クリーニングと歯磨き以外に、歯周病を根本から治す方法はないものかと思い、セカンドオピニオンの目的で来院されました。

お口の中とレントゲンを拝見すると、1年間、歯科医院に通院してクリーニングと歯磨き指導を受けていたわりには、歯周病の状態はあまり改善していないように思われました。

そこで、次亜塩素酸電解除菌水プラズマレーザー治療を併用して、お口の中の歯周病菌と虫歯菌を殺菌する治療を行う事にしました。

また、ご自宅では、マグネシウム歯磨きペーストと、オーラループという塗り薬を使ったオーラルケアをしていただく事にしました。



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