天野歯科医院 患者さん日記 Since2011年
2020年11月16日(3,439 日目)

23歳男性

右下の奥から2番目の歯が突然欠けたため、家の近所の歯科医院に受診しました。

そしてレントゲンを撮って診てもらったところ、欠けた下が虫歯になっている事がわかりました。

実は、学生時代は実家の近くの歯科医院へ行っていて、何年かに一度の頻度で検診にも通っていたのですが、いつも虫歯がないと言われていたため、安心していたのです。

でも、結果的に虫歯を放置してしまったため、とても深いところまで虫歯が侵食してしまい、歯が欠けた事で初めて虫歯に気が付いたのです。

診てくれた先生からは、虫歯が神経を残せるか残せないかのギリギリのところまで進行しているので、虫歯を削ってみて痛みが出るようなら神経を抜くと言われました。

でも、虫歯にならないように、前の歯科医院に検診にも行っていたのに、いきなり大きな虫歯が見つかって神経まで抜く事になるのは、残念でなりません。

しかも神経を抜くと、歯全体を削って銀歯にしなければならないとも言われ、今までほとんど詰め物などがなかった口の中に銀歯が入ってしまうのもとても嫌です。

そこで、なんとかして神経を抜かないで虫歯の治療ができないものかと思い、セカンドオピニオンの目的で来院されました。

お口の中とレントゲンを拝見すると、右下の奥から2番目の歯は欠けた部分に応急的に仮の詰め物が入っていましたが、やはり神経近くまで進行している大きな虫歯が認められました。

また、この状態で虫歯を削れば、神経まで達してしまう可能性は非常に高く、もし神経を抜いた場合には、歯全体を削って銀歯にする必要があるのも間違いありませんでした。

しかし患者さんは、水が少ししみる程度で、虫歯の痛みはほとんど感じないとの事でしたので、ドックベストセメント治療プラズマレーザー治療を併用して、神経を抜かないで治療する事にしました。



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