天野歯科医院 患者さん日記 Since2011年
2020年11月17日(3,440 日目)

32歳女性

上の前歯に入れていた差し歯が食事中に外れてしまったため、家の近所の歯科医院へ受診しました。

そしてレントゲンを撮って診てもらったところ、差し歯の歯が根元まで割れてしまっている事がわかりました。

診てくれた先生からは、割れて根を残しておくと周りの歯に影響が及ぶ可能性があるので、抜歯するのが最良の方法と言われました。

そして、抜歯した後はブリッジもしくはインプラントの治療を提案されました。

抜歯については、自分でもレントゲンを見て、歯が真っ二つに割れてしまっている事がわかったため、納得しました。

でも、ブリッジは両隣のきれいで健康な歯を2本も削る必要があるので、もったいない気がします。

また、インプラントは骨に人工のネジを入れるので、治療自体になんとなく不安があります。

そこで、なんとかして歯を削ったり、手術をしないで治療ができないものかと思い、セカンドオピニオンの目的で来院されました。

お口の中とレントゲンを拝見すると、上の前歯は差し歯が応急処置として戻してありましたが、歯根の部分が根元まで完全に割れている状態でした。

また、抜歯した場合の一般的な選択肢は、やはりブリッジかインプラントになると思われました。

しかし、患者さんは両隣の虫歯も歯周病もないきれいで健康な歯を、ブリッジを作るためにほとんど全て削ってしまうのは、もったいない気がするし、インプラントも治療に対して不安があるとの事でした。

そこで、歯を削らないブリッジ、ファイバー固定ブリッジを行うことにしました。



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