天野歯科医院 患者さん日記 Since2011年
2020年11月25日(3,448 日目)

48歳女性

家の近所でいつも行くかかりつけの歯科医院に、久しぶりに検診を受けるために受診しました。

そしてレントゲンを撮って診てもらったところ、上の2本の前歯の内側に虫歯が見つかりました。

診てくれた先生からは、虫歯を削ってセラミックの詰め物をする治療を勧められました。

ただ、虫歯と言われた歯は、今まで一度も痛んだりしみたりした事がないので、その部分をわざわざ沢山削ってセラミックを詰める治療が本当に最善策のか疑問に思ってしまいました。

また、内側に虫歯があるので、自分では肉眼で確認する事ができないため、表から見る限りでは、きれいで健康な歯のように見えます。

実は、以前にも同じ歯科医院で検診を受けた時に、上の奥歯に虫歯が見つかり、自覚症状はなかったのですが削って治療をしてもらったところ、治療の後に痛みが出てしまい、神経を抜く事になってしまった経験があったのです。

その時には先生から虫歯が思ったよりも大きかったので、遅かれ早かれ神経を抜く治療にはなったと言われ、説明にも納得したのですが、今回は前歯なので、慎重になってしまいます。

そこで、なんとかして歯を削らないで虫歯の治療ができないものかと思い、セカンドオピニオンの目的で来院されました。

お口の中とレントゲンを拝見すると、上の2本の前歯の内側には、歯の溝の部分に虫歯と思われる黒い部分が認められました。

そこで、虫歯の大きさをレーザー光で診査するダイアグノデントで検査してみたところ、黒い部分はいづれも初期虫歯の段階という事がわかりました。

そのため、歯を削らないで虫歯を治すヒールオゾン治療と、今後の虫歯予防のために、歯質強化治療を行う事にしました。



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