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歯科恐怖症の方の治療例と、歯科恐怖症の方の治療法についての解説です。
歯科恐怖症の方の治療前 子供の時の歯科治療が原因で、歯科恐怖症になってしまい、長年虫歯を放置してしまった方です。 奥歯は特にひどい状態でしたが、診査の結果、静脈内鎮静法を併用しながら、歯茎の処置やクラウンレングスニングを行い、 出来るだけ抜かないで治すことにしました。 また、奥歯がなくなったことによって、噛み合せが低くなってしまっていましたので、噛み合わせの高さを高くして、正常な噛み合わせにすることにしました。 歯科恐怖症の方の治療後 すべての歯の歯茎の処置と根の治療を行い、土台を立てて、差し歯を作った状態です。一本ずつの歯があまり強い歯ではなかったため、すべての歯をつないで固定させています。 また、低くなってしまっていた全体の噛み合せを高くして、全体的に噛み合せを正常な高さに戻し 、差し歯によって安定した噛み合せの基本(犬歯誘導)の状態を作りましたので、前歯、奥歯、共に負担が掛からないバランスの取れた噛み合せになりました。 治療の最初のうちは、静脈内鎮静法を併用しながらの治療でしたが、だんだんと治療に慣れてきて、治療が怖くなくなったため、途中からは静脈内鎮静法の併用をしないでも治療ができるようになりました。 歯科恐怖症の方の治療前 中学生の時に、家の近所の歯科医院で、麻酔があまり効かないまま、我慢をさせられながら虫歯治療をした事が記憶に残り、それ依頼、歯科恐怖症になってしまって、25年間近く歯科医院へいけなくなってしまった方です。 一見すると、もう抜くしかないような歯ばかりに見えますが、診査の結果、歯茎の処置やクラウンレングスニングを行い、抜かないで治すことにしました。 25年ぶりの歯科治療で、治療が怖くて、とても正気では治療が出来そうもないとの事でしたので、静脈内鎮静法を併用して治療を行う事にしました。 歯科恐怖症の方の治療後 すべての歯に土台を立てて、差し歯を作った状態です。一本ずつの歯があまり強い歯ではなかったため、すべての歯をつないで固定させています。 結果的に歯は一本も抜かないで済みました。 また、治療中に次亜塩素酸電解除菌水とプラズマレーザーでの虫歯菌と歯周病菌のほぼ完全な殺菌を行い、治療後は次亜塩素酸電解除菌水を使用していただくことで、お口の中に虫歯菌と歯周病菌が居ない状態を保つことによって、良い状態を長く保っています。 さらにお口の中だけではなく、全身状態も良い状態に保って、虫歯の再発や歯周病の予防をする体質改善による虫歯予防の一環として、生活習慣病を引き起こす活性酸素を除去するサプリメントを摂ることによって、治療後の再発を予防しています。 歯科恐怖症の方の治療前
若い頃から虫歯になりやすく、社会人になったのを機に、しっかり治療をしようと思って受診した歯科医院で、『こんな歯では将来総入れ歯になる』となかば呆れられたような、心無い言葉を告げられた事から、それ以来、なにを言われるか怖くなってしまい、10年以上の間、歯科医院へ行けなくなってしまった方です。 一見すると、上の前歯はほとんど抜くしかないような歯ばかりに見えますが、診査の結果、 歯の根は、わりあいしっかりしていましたので、クラウンレングスニングなどの歯茎の処置を行い、抜かないで治すことにしました。 また、虫歯によって、噛み合せが低くなってしまっていましたので、噛み合わせの高さを高くして、正常な噛み合わせにすることにしました。 この方は、治療自体で怖い経験をした事で、歯科恐怖症になったわけではなかったため、治療の前に詳しく内容を説明したところ、治療にはすぐに慣れていただく事ができました。 歯科恐怖症の方の治療後
すべての歯に土台を立てて、差し歯を作った状態です。一本ずつの歯があまり強い歯ではなかったため、 すべての歯をつないで固定させています。 結果的に歯は一本だけ抜きましたが、他のほとんどの歯は抜かないで済みました。 また、低くなってしまっていた全体の噛み合せを高くして、全体的に噛み合せを正常な高さに戻し、差し歯によって安定した噛み合せの基本(犬歯誘導)の状態を作りましたので、前歯、奥歯、共に負担が掛からないバランスの取れた噛み合せになりました。 治療中に次亜塩素酸電解除菌水とプラズマレーザーでの虫歯菌と歯周病菌のほぼ完全な殺菌を行い、治療後は次亜塩素酸電解除菌水を使用していただくことで、治療後も歯と歯茎の良い状態を長く保っています。 歯科恐怖症の方の治療前
家の近所で行っていた奥歯の治療を途中で放置してしまい、その後、同じ歯科医院へ再度受診した際に、歯科医師から『なんでこんなになるまで放っておいたんだ!』と罵声と共に怒られてしまい、それ以来、ショックで数年間、歯科医院へ行けなくなってしまった方です。 一見すると、向かって左側の奥歯は、もう抜くしかないような歯ばかりに見えますが、診査の結果、歯茎の処置やクラウンレングスニングを行い、抜かないで治すことにしました。 この方も、治療自体で怖い経験をした事で、歯科恐怖症になったわけではなかったため、丁寧な対応をさせていただいたところ、治療にはすぐに慣れていただく事ができました。 歯科恐怖症の方の治療後
すべての歯に土台を立てて、差し歯を作った状態です。 一本ずつの歯があまり強い歯ではなかったため、奥歯4本ずつをつないで固定させています。 結果的に歯は一本も抜かないで済みました。 治療後は次亜塩素酸電解除菌水を使用していただくことで、お口の中に虫歯菌と歯周病菌が常に除菌され、歯も歯茎も良い状態を長く保っています。 さらにお口の中だけではなく、全身状態も良い状態に保って、虫歯の再発や歯周病の予防をする体質改善による虫歯予防の一環として、生活習慣病を引き起こす活性酸素を除去するサプリメントを摂ることによって、治療後の再発を予防しています。 歯科恐怖症の方の治療前
30代の頃に虫歯で神経を抜く際に、麻酔が良く効かず、激痛の中、治療をされたのがトラウマになってしまい、歯科恐怖症で20年以上、歯科医院へ行けなくなってしまった方です。 ところが、今回お嬢さんの結婚が決まり、結婚式で笑えるように、歯をなんとかしたいといらっしゃいました。 ただ、やはり治療は怖くて、どうしてもできないと言われるのと、結婚式まで、あまり時間も無かったため、上下の歯に歯を削らない短期審美歯科治療用マウスピースを行うことにしました。 歯科恐怖症の方の治療後
写真は上顎、下顎共に、審美歯科治療用マウスピースを装着した状態です。 歯は全く削らず、少しクリーニングをして型取りをしただけで、怖い事や痛い事はなにもなかったので、落ち着いて治療を受けていただけました。 また、結婚式にも間に合い、笑顔が素敵な良い記念写真が沢山出来ました。 歯科治療に少し慣れていただけたので、この後は、根本的な歯科治療に移行する事ができました。 |
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